柿本元気の政策③

奈良市から病気を半減する

最近、いろんな自治体で「未病」という言葉を聞くようになりました。
これは様々な取り組みによって、要は市民の病気を予防することです。
日本はこれから高齢者が増え、医療費がますます高くなると考えられています。
そのことが奈良市の財政に悪影響を与えていることは先に書きました。
国民健康保険の運営を維持していくために、保険料を上げるなど利用者の負担を大きくする対策なども考えられます。
しかし今以上に経済的な負担を強いられるのは、市民生活にとっても死活問題であるはずです。

 「未病」という観点は、奈良市から病気を減らすというごく単純な発想ではあるものの、1番本質的な解決策であるとも言えます。
そして「病気を減らさないと財政が成り立たない」という行政側の思いと、
「健康的に過ごしたい」という市民の願いがリンクするという意味で、
市民を考える行政としては、まず取り組むべき対策であると思います。

 先進市に視察に行きますと、市民参加型の身体を動かす健康的なイベントや健康診断の助成、
健康に関して市民1人1人に個別のアドバイスを行うなど様々な取り組みが行われていました。

 例えば散歩がメインのイベントを開催したとして、それがどのくらい成果に結びついているかという検証は難しいです。
その難しさを盾に、イベントをこじつけお茶を濁す程度の取り組みしかしない市もあるでしょう。
今の奈良市がまさにそうです。

 しかしこの取り組みを本気で行うなら、シビアな数値目標をあげ、成果を回収することが不可欠です。
財源が潤沢にあるわけではなく、効果的な取り組みを見極める必要があるからです。
また「余計なお世話」にならないように、考え方を押し付けない。
それでも参加したくなる魅力ある取り組みでなければいけません。
そのためのプロジェクトチームを奈良市に立ち上げ、市民の健康をしっかりとサポートしたい、というのが僕の思いです。